23日からの続きの内容になります。

責任と共依存はまったく異なるものです。 – 4/23 カウンセリング神戸Blog

私自身、情状証人として裁判に出頭した経験があります。

実際に裁判で検事からの質問は、情状証人にも加害者のような厳しい質問がされました。

現在はDARCの名前が浸透していること、薬物依存症に対しての見方と認知度が深まっているため対応が変化しているケースもあります。

それだけ薬物依存症者が病気であることと、社会的にニュースなどで見かけない月や年はないこと、記事の中では「2000年前半」といった見出しもありますが、今現在はそれだけ薬物による事件が増えていることから、社会的な見方も変わっています。

家族にも家族の人生があり、家族が加害者という物の見方から脱出するには「なぜ自分の家族に薬物依存症者がいるのか」という観点から紐解いていく必要があります。

また、薬物依存症という”病気”を理解することが必要になります。

当事者には当事者のプログラムと学びがあります、それと同様にも家族にも「家族会」や「自助グループ」といった専門的な人たちの支援・サポートを受けながら家族が自分や誰かを責めることよりも、自分の人生を前に進めていく選択をしていくことが大切だと思います。

命のリレー

鳥取DARC通信に寄稿させて頂きました。

前回の岡山DARC通信に寄稿させて頂いてから、7年の月日が経っていることに原稿を作成している最中に気づきました。

そしてDARCと接した期間を数えてみると、20年以上関わらせて頂いていることにも驚きがありました。

DARCとの関わりを辿るのは、とても思い出深い振り返りの時間でしたが、前回の寄稿をさせて頂いた時に原稿を作成するのに1週間近くもかかったのに、今回は1日で完成。

私自身もアップデートされていることを感じた7年後でした(笑)

責任と共依存はまったく異なるものです。

前回のBlog記事からの続きになります。

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DVの直後に謝罪して仲直り。DVに限られたことではありませんが、共依存症は加害者と被害者を作り、罪を増やしていきます。

ダメだとわかっていてもしてしまう。ダメだとわかっていても許してしまう。

どちらもダメだと理解しているのに、なまじ関係が近ければ近いほど(癒着)お互いが正常な判断をできず、負のスパイラル状態に陥ってしまうのが共依存症です。

ここでも家族が、このような状況になったのは自分たちのせいではないか。自分たちの選択に間違いがあったのではないか、と自分たちがやってきたことの問題点を探し出そうとします。

混乱している中では、解決への糸口を見つけることは出来ません。例え誤った解決方法でも蜘蛛の糸を辿るかのように、誤った解決方法でも縋ろうとして、より悪化してしまったケースもあります。

この部分からの脱出は、薬物依存症をはじめとした相手の病気・問題・行動をしっかりと学べる場所に繋がることが重要です。(DARCをはじめとした自助グループなど)

DARCのスタッフの方々はドラッグアディクションの経験と体験をもとに、家族側に適切なアドバイスをしてくださいます。

インターネットが発達し、様々な知識を得られる状況になっても、依存症や身の危険が及ぶ状況下では、知識よりも経験者・体験者からのアドバイスの方が実地に則しているため、罪を重くしないためにも必ず繋がることが大切です。

加害者・被害者を作らせない。

こんばんわ、よしみです。

家庭内暴力・様々な依存症には必ず背景と、世間ではまだまだスポットライトが当てられていない部分が多くあります。

DVの後遺症、PTSDに苦しむ家族…薬物依存症の背後で見過ごされた「被害者」たち by Yahoo News

今回も重要な内容には赤線を引いています。

様々なトラブルには加害者・被害者が必ず存在しています。そしてメディアはどちらかにのみ大きなスポットライトを当てますが、背景が見えてくると様々な要因が複雑化して今の状況に至っているケースが多くあります。

心理学の現場から、暴力をふるう・ふるわれた。ここで被害者・加害者という立場が出来上がります。

これはほとんど、家族の中で出来上がる立場です。親子関係・パートナーの構図です。当事者の人は薬物の使用で、脳が侵され善悪や常識的な判断が出来ない状況であることが多くあります。

家族側は「何とか話せばわかる」この思いがいつまでもあります。

「いつかわかってくれる」「いつか収まる」という淡い期待を持ち続けてる方々は多くいらっしゃると思います。

鳥取・岡山・九州のDARCの合同ワークショップの現場では、家族やパートナーによる働きかけで一旦薬の使用は止まったとしても、脳の壊滅状況は進行するばかりとのことでした。

ここで家族が学ぶのは、当事者に今以上に暴力を含む罪を作らせないことが重要です。

相手に見極めが付けられない状況だと気づけば、まず家族が当事者に関わらない・近づかないことで罪を作らせないことが出来ます。

DARCでは当事者が暴れたら、家族は早く避難してください。とアドバイスしています。

真に受ける事とき、知っているのと知っていないのでは大違い。

先日アメリカのアカデミー賞受賞式でトラブルがありました、その最中に起こったことでとても興味深い記事をみつけました。

ウィル・スミスを激怒させたクリス・ロックは「非言語性学習障害」だった by Yahoo Newsより

重要な項目を私で赤線を引いてみました。

ウィル・スミスは愛するパートナーの名誉のため、怒りを示した。

不適切なワードを発言してしまった、クリス・ロックはウィル・スミスのパートナーの背景にそんな事情があったとは知らなかったのかもしれません。

それでもコミュニケーションは相手を尊重し、信頼し、理解し、相手との絆を深めるために行っていく感情のキャッチボールです。彼の職業がコメディアンだとしてもです。

不用意な一言、相手を傷つける一言、場の空気を読まない。

自分にいくら悪意が無くとも、コミュニケーションは自分と相手の間で成立するものです。その言葉に悪意がなくとも言ってしまったとしても、悪意や不躾な言葉と感じられてしまったら取り返しの付かないことになってしまいます。

アカデミー賞というメディアも注目する場で起こった事件ですが、私たちの日常生活では会社、学校、外出時、様々な状況で知っている人、知らない人とコミュニケーションが発生し、ときにはトラブルに遭遇することもあるのではないでしょうか。

相手が言っていることを、言葉通りに受け取ってしまうのはリスクがあります。心の成熟度が高いほど、トラブルに巻き込まれない自分を作っていくことが出来ます。

世論はウィル・スミスの行動に当初は驚きを隠しえませんでしたが、実際の内容を知ると彼の取った行動には賛同できずとも、行動に至った理由には理解を示す人がとても多くいるのではないでしょうか。

もし、自分がウィル・スミスだったら。

愛するパートナーの抱えている病気を大勢の前で笑い話にされてしまったら…

ウィル・スミスも大勢の前で自分の取った行動でどのような影響が出るか、ということについては一切考えなかったわけではなかったと思います。自身のキャリアや様々な未来を引き換えにしてでも行った選択です。

私たちは相手が病院を受診していることや、過去にどんなトラブルを抱えていたか知ることはありません。

誰かの悪意に触れるとき、心はとても深い悲しみと怒りを感じています。

大切なことは、抱えてしまった悲しみと怒りは一人で抱え込まないことです。

!毎日のルーティンにはご注意!

普通にこなせていることをルーティンと呼びます、このルーティンは最低限の意識だけで行うことが出来ることを指します。(窓を開ける、テーブルを拭く、鍵を閉める、掃除機をかけたり、ご飯を作るのもそうですね♪)

自分が出来ることと、他の人の出来ることには違いがあります。
そのため、私は「簡単にできる」という言葉には注意しています。

逆に「簡単」という言葉の適切な使い方は、自分もチャレンジをする、他の人にすすめるときが有用です。便利さや簡単さのときには「意外と簡単」という言葉を使います❗️

ご結婚されている方々は、日常生活で発生するイベントを当たり前のようにこなしていきます、しかし無意識にストレスになっていることも多くあると思います。

また、長男だから 長女だから、親から見ると「子供の役目」と言って子供に「手伝い」をさせるのが当たり前とか。

子供は、子供の世界で他の家庭を見ます、他の家庭が手伝いをしていないのに自分だけしなくてはならなかったら・・・?

手伝いが必要なご家庭もあると思います、しかし子供にしてもらっていることに感謝の気持ちで「ありがとう」って言う一言がとても大切です。

気がついて「何気にしたことにも」ありがとうをもし言ってもらえたらとても嬉しいと思います。

ただし会社や家庭で、気が付き過ぎて、やり過ぎると「あの人はいわなくてもやってくれる人」と何かにつけて呼び出しされたり。

誰もしない、誰もしたくないようなことを、お願いされたり…

自分のしたことを軽んじて、ルーティンで処理してしまうと、周りから見ると「このひとならやってくれる」エネルギーを作ってしまいます

このエネルギーは、周りの人は楽ですが、いずれ未来で爆発してしまう地雷を作っていきます。

日常のルーティンと自分のする必要のあること、周りの人がした方が良いことを見極められる自分を作って、自分も家族も周りの人たちも大切にしてください♪

新生活が始まりました♪

4月は出会いと、様々な感情が芽吹く季節です♪

環境が変わって、それぞれ真新しい気持ちでスタートを過ごせることを望んでいます。

特に新社会人の方は、これから会社に勤めるということでフレッシュでエネルギッシュになっていきます。

しかし、人のエネルギーは有限です。

何もかもをがんばり過ぎてしまうことで、燃え尽きてしまわないようにお気をつけいただければと思います。

メンタル不調を感じたら、まず誰に相談すべき? – Yahoo News by Life Hacker

大企業に勤める息子がいる、心理カウンセラーの母親の観点になります。

息子曰く、契約形態にもよりますが産業医やメンタルヘルスの部署は「実際には役に立たない」とのことです。

実際に、とても優秀な後輩が、仕事をがんばりすぎたことでメンタルに不調をがあり、察知した上司が産業医への面談をセットしたそうですが、産業医の人にボロボロにされ面談を途中で終了し、3ヶ月後に退社となってしまったそうです。

会社とはいえ、合う・合わないといった相性は存在しますが、母親がカウンセラーの息子としては「産業医としてメンタルヘルスに取り組んでいる姿を配信していても、面談すらまともに出来ないのであれば何の役に立たないです」と自分の直属の上司へ強烈な意見をしたそうです。(とても上司の方までは風通りの良い会社です♪)

その後、即座に息子はその方の環境も考えて転職を勧めてたところ、希望する条件での転職に成功し、元気にされているとのことです。

息子から学んだ今の企業のメンタルヘルスへの取り組みの実情は驚くべきものでしたが、考えてみると、上司、会社の人事、メンタルヘルスに関する相談窓口、産業医

これらは「全て会社」の側の方々です。

持病や把握しておいてもらう必要のあることは報告する必要があります、しかしそれ以外の項目については必要以上の共有がされることで、会社によっては取り扱いに注意されることもあります。(自分自身がそれでも可愛がられる、会社から惜しまれるポジションであれば別です、今回の息子のケースは上司の方まではとても可愛がられる方でした。)

友達に相談することで解決するのか、上司を含む会社に相談することで解決するのか、それともプロのカウンセラーを選ぶのか。

自分の状況と目的に合わせて、適切に選択することが重要です。

忘れてはいけないのが、友達と上司を含む会社の人間は「プロではありません」相談される立場にある人であっても、本来は「管理(仕事が上手くいくようにマネージメントをする)」役割の人です。

会社で自分の立場、今後のキャリアも考えたときに「本当に会社側の人に相談するのが自分にとって楽になれるのか」一度よく考えることをオススメいたします。

社会は変わっていき、大きい企業では「産業医」「ストレスチェック」など様々な試みはスタートしていますが、忘れてはいけないことがあります。

日本は世界から見ても上位の自殺大国であるということです。

メンタルケアを行う目的でシステムが導入されても、システムが人を救ってはくれません。人の心を癒せるのは人だけです。

命のリレー、近藤さんから岩井さんへ

YahooニュースにDARCが掲載される時代になるとは、20年前に思ってもいませんでした。

「薬物依存 敵は孤独」 ダルク創設者、近藤恒夫さん死去 コロナ社会憂慮

薬物依存症はとても根が深い病気です、昨今は薬物所持等で有名人が逮捕されるニュースを見ない年はありません。

誰もが頭では薬物はダメと理解していても、薬物または薬物以外の何かに依存しないと”やっていけない”または”生きていけない”ような社会になってしまっています。

DARCの活動は草の根を分けるような地道な活動から始まり、回復へのステップには様々なアクシデントがある場合もあります、そんな中DARCの方々は多くの人たちの薬物依存症からの回復をサポートしています。

私自身もDARCに関わらせて頂いていた経緯から、スタッフの皆様と入寮者の方々の、薬物依存症者のカウンセリングを行えるようになるまで、多くの時間を過ごさせております。

20年以上前にDARCと出会い、神戸家族会を行っていたときにはDARCがこんなに認知されるようになるとは予想もしていませんでした。

それほどまでに薬物依存症の怖さはまだ社会的に認知されていなかったかもしれません。

私自身、薬物依存症者の家族としてこれからも鳥取・岡山・九州DARCに今まで以上に積極的に関わらせていただいて、出来る限りのサポートを私がカウンセラーで在り続ける限りさせていただきたいと思っております。