
「ミスを責めない」聞いた人によっては胸に刺さる場合と、うんうんと頷く人、に二分化される言葉ですが
とても重要なのは「ミスを責めることに意味」があるかどうかです。
ミスは良くないことですが、私たち人間はミスを経て成長していきます
「失敗は成功の元」という言葉があるようにミスの意味を深く掘り下げていくと
・誰でもミスや失敗はする、したことがない人はいません。
・最初から何もかも上手くいく、そんな人はほぼ実在しません。
・親は全て正しいのは間違いです、親も子供時代に失敗をし大人になります。
気の緩み・確認不足・伝達間違いなどから生じるミスは、人間関係と仕事が結びついていることを示し
報告の仕方やそのシステムに誤りがあることを気付かせてくれます。
もちろんこの内容は仕事だけではなく、人間関係すべてにおいて適用されるため、家族・恋人・親子関係など
私たちの環境には必ず誰かが関わっていることを強く感じさせられますね。
叱責または怒ることは必ずしも悪ではありません、仕事上や複数の人間が関わっている場合などには
「怒る」といったアクションが必要な場合もあるでしょう。
・気の緩みから同じミスが続いた場合には、誰かがサポートしている事の有り難みを理解してもらうために注意する
・再発防止や周囲に周知するために注意する
・身体への危険性を理解してもらうために注意する
うっかりミスをしてしまったことについて「怒り」を表にだすと
上記のような内容に当てはまらない場合は、マイナスの感情をもたれてしまいます
「怒る」という感情は基本的に誰しもが好ましいものではありません。
初対面の人間関係で怒るひとが身近にいるとすれば、その人の本質を観察し見極めることが重要です。
・その怒りにストレスや自分が上手くいかないことによる私情が入っていないか
・相手を貶めようとしたり、足を引っ張ろうとするような悪意が入っていないか
・怒ることによって自分を誇示したり、上下関係のアイデンティティーを構築することに快感を得ていないか
そういった考えや素振りで怒ってしまうと、相手と周囲には「理不尽」なイメージが残るだけです。
明確な理由もなく自分に不満があり相手のことを思いやらない怒りに、愛が芽生える事はありません。
アンガーコントロールという言葉も昨今話題になって来ていますが
真摯に自分に向き合っている人ほどミスをして悔やまない人はいません。
起こるべくして起こってしまった仕方ないミスに関しては考える必要はありません。
私たち人間は必ずミスをします、ミスとどう付き合って、どう対処していく方法を考えることは
とても生産的であり、自分も相手も楽な人生へと繋げていく事が出来ます。
「怒り」もエネルギーです、私たち人間の感情は良い結果を生み出していくために使い
自分が楽な人生を歩むために心理学を活用してこそ”日常に使える心理学”とも呼べるのです。